2007/07/17 17:32:00
まずは・・・
“ピアノ物語”と題しまして、ピアノの歴史について掲載していきたいと思います。
<第1話 1709年に誕生>
7オクターブ半の広い音域を持ち、音楽の3要素であるメロディ、リズム、ハーモニーを同時に表現できる“楽器の王様”ピアノ。
そのピアノの祖先は、弦を爪ではじいて音を出す「チェンバロ(ハープシコード)」です。そのチェンバロを、弦をたたいて音を出す仕組みに変え、現在のピアノの原型を発明したのが、イタリアの宮廷音楽家、バルトロメオ・クリストフォリ。1709年のことでした。
チェンバロとピアノの大きな違いは、音に強弱がつけられるかどうか。発明された楽器は“クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ”と呼ばれ、言葉の意味する通り「強弱のつくチェンバロ」でした。
鍵盤の数も、現在の88に対し当時は49。構造もまだ貧弱で、当時の音楽家には受け入れられず、鍵盤楽器の主流は依然としてチェンバロのままでした。
ピアノが現在の形になるまでには、それから1世紀半の時を待たなければならないのでした。

クリストフォリのピアノ(復刻品)
“ピアノ物語”と題しまして、ピアノの歴史について掲載していきたいと思います。
<第1話 1709年に誕生>
7オクターブ半の広い音域を持ち、音楽の3要素であるメロディ、リズム、ハーモニーを同時に表現できる“楽器の王様”ピアノ。
そのピアノの祖先は、弦を爪ではじいて音を出す「チェンバロ(ハープシコード)」です。そのチェンバロを、弦をたたいて音を出す仕組みに変え、現在のピアノの原型を発明したのが、イタリアの宮廷音楽家、バルトロメオ・クリストフォリ。1709年のことでした。
チェンバロとピアノの大きな違いは、音に強弱がつけられるかどうか。発明された楽器は“クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ”と呼ばれ、言葉の意味する通り「強弱のつくチェンバロ」でした。
鍵盤の数も、現在の88に対し当時は49。構造もまだ貧弱で、当時の音楽家には受け入れられず、鍵盤楽器の主流は依然としてチェンバロのままでした。
ピアノが現在の形になるまでには、それから1世紀半の時を待たなければならないのでした。
クリストフォリのピアノ(復刻品)
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