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先月、とても悲しい知らせがありました。

世界3大名器のひとつ、オーストリアの名門“ベーゼンドルファー”が日本のヤマハに事実上買収されたというニュース。以前から噂みたいなものはありましたが、一般公表される前日に突然耳に入ってきました。

業界の内部事情は、ここでは伏せるとしまして・・・ベーゼンドルファーのいち愛好家としてコメントします。


ベーゼンドルファーは、独特の個性を持った紛れもなく名器です。“至高のピアニッシモ”とうたわれた表現力豊かな高音部。ピアノ全体を響鳴させて造り出す、ふくよかな中・低音部。

現代の主流を占めるピアノには無い、“ウィンナートーン”といわれた独特の個性を持ったピアノです。


オーストリア政府は、なぜ国の文化的財産として擁護しなかったのか。

一流のマイナーであっても、メジャーに駆逐されるのが世の常ではありますが・・・世界に誇る一流品であっても、文化的財産として歴史を歩んできた名器であっても、それが当てはまる事実。ショックでした。


いつの日か、“ベーゼンドルファー”ブランドのピアノが再び生産されることを、切に願います。

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【ご意見】
こんにちは、はじめまして。
輸入ピアノ購入を決めてから、約3カ月目になります。
アップライトしか置けないので、スタインウェイのkのオールドを探してます。後は音色・タッチなどでまだピッタリと言う物に出会えてませんが、先日ボヘミア132と言うピアノに出会いました。
このピアノに関して何かご存じでしたら、ご意見お聞かせ下さいませんでしょうか? 
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