早咲きの河津桜も満開になり、ようやく春の兆しが感じられるようになりました。
沼津は気候風土が良く一年を通じて温暖なのですが、今年の冬は特に寒い冬でした。個人的に寒いのが苦手ですので、やっと温かくなり嬉しい限りです。
さて、今日は人と“音楽”との関わり合いについて、お話ししたいと思います。
“音楽”は、人が生活をするのに必ずしも必要な生活必需品ではありません。“音楽”に対する価値観は人によってさまざまですし、関わり方もさまざまです。
でも、“音楽”が「ある」と「ない」では、生活のリズムに大きな違いがあります。
爽やかな朝に、爽快な音楽。一日の終わりに、リラックスできる音楽。あると嬉しいですよね。
音楽のないテレビや映画。カーオーディオのない車。ないと困ります。
“音楽”のない生活・・・考えただけでも何だか貧しい気持ちになります。
また、“音楽”はいろんな人生の重要なポイントで、いろんな喜怒哀楽に作用してくれています。
幸せな時に、もっと気持ちを高めてくれる音楽。イライラしたときや気持ちが沈んだ時に、気持ちを和らげてくれる音楽。楽しい時に、もっと楽しくしてくれる音楽。
あの感動の瞬間の、あの音楽。
みなさんにも必ずそういう“音楽”があると思います。
“音楽”は、生活必需品ではありませんが、生きていくうえで必要な「人生必需品」なんでしょうね。
そして、「聴く」だけでなく「奏でる」ことが出来た時、“音楽”との関わりがもっと深くなり、心がより豊かになります。
カラオケで、普通の声よりも大きな音量で歌って発散する。楽器を使って、声では表現できない音を表現する。
音を奏でる方法はいろいろありますが、まずは身近に出来る方法で、マイペースにチャレンジなさってはどうかと思います。
ピアノの場合は、大人の初心者用のテキスト、名曲が簡単にアレンジされた楽譜が数多く出版されており、その気さえあれば、習わずとも弾けるようになります。
以前にもお話ししましたが、ピアノは小さなお子さまからご老人まで、音を奏でるのがとても簡単な、万能な楽器です。
今まで本格的に楽器を触ったことがない。でも、せっかくの人生、“音楽”と関わって心を豊かにしたい。せっかく“音楽”と関わるのだから、楽器で音を奏でてみよう、とお考えの方には、まずピアノをお薦めします。
ご来店いただくお客様や、会社を支えていただいている関係者の皆さまに、よくこのような話をします。
そして、一人でも多くの人の“音楽”と関わるきっかけになれば、嬉しいと思います。