2008/06/21 12:49:18
沼津でもジメジメした天気が続き、梅雨が明けるのを心待ちにするこの頃です。
久しぶりのブログの更新です。
さて、今年の4月より、地元FM局の「エフエムみしま・かんなみ(FMボイス・キュー 77.7MHz)」さんでコーナーを持たせていただいております。
毎月第4土曜日、「すまいるトレイン(9:00~13:00)」という番組の11:20から約20分の時間枠で、音楽にまつわる話をいろいろとさせていただいてます。
その中で話した内容を、ここでご紹介していきたいと思います。
今日は、5月24日の放送より。
音楽の聴き方で、人の癒され方が違うって、ご存知ですか?
そもそも、人が音楽を聴くのに理由はいりませんが、音楽が人を癒す根拠はあるようです。
音楽にリズムや音階があるように、人にもリズムや心臓の鼓動、周波数のゆらぎがあります。この音楽と人との「ゆらぎ」が同じような周波数で共鳴しているとき、人は癒されるようです。
例えば、川のせせらぎ、虫の声、またはクラシック音楽を聴くと、心が安らぎませんか?
自然界には、人の生体リズムに含まれる周波数と同じ「ゆらぎ」が多く存在します。その「ゆらぎ」が人の「ゆらぎ」と共鳴した時に、人の心を開放させリラックスしやすい状態にさせるのだそうです。
人の「ゆらぎ」と音楽の「ゆらぎ」。
普段なにげなく聴いている音楽ですが、少し意識して聴くと、より一層、人の気持ちを和らげることができます。
良く、気持ちが沈んだときに、テンションを上げたくて応援ソングを聴いたり、気持ちが高ぶったときに、テンションを沈めたくてバラードを聴いたりすることがありますよね。
でも、本当に心をリラックスさせるには、自分の気持ちと逆の音楽を聴くのではなく、自分の気持ちと同質の音楽を聴いたほうが良いそうです。
気持ちと同じような歌詞や曲調を持つ音楽を聴き、音楽に自分の気持ちを代弁してもらう。
人と音楽の「ゆらぎ」を同調させた方がいいということですね。
これは植物(野菜)や畜産(牛)などにも利用されていて、変わったところでは、ワインや酒に音楽を効果的に利用すると、熟成度が高くなってまろやかな味になるそうです。
ぜひ、皆様もカラオケで歌ったり楽器を演奏される際に、ご参考いただければと思います。
ちなみに、この「ゆらぎ」はピアノにも当てはまる部分があります。
ピアノには、「ピアノ(アコースティックピアノ、いわゆる生ピアノ)」と「電子ピアノ(デジタルピアノ)」があります。
実は、デジタルピアノでは、いくら優れた演奏者が良い演奏をしても、心の琴線に触れるような素晴らしい演奏をするのは不可能です。
理由は、先に書いた通りで、奏でられる音が電子音であり、人の持つ「ゆらぎ」に同調することが出来ないからです。
アコースティックピアノでは、自然界に存在する周波数の範囲で音を奏でるため、気持ちを込めて弾くと、実に心地の良い音を奏でます。
とまあ、こんな感じのことを、パーソナリティの小坂真智子さんのお力をお借りしながら、ペラペラと喋っております。
受信できる地域にお住まいの皆様、ぜひ一度お聴き下さい。
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