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沼津の初秋は、秋の気配がなかなか感じられない、蒸し暑い日が続いております。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?



さて、ご来店のお客様には、これからピアノを習い始めるお子様へのご購入を検討される方が、数多くいらっしゃいます。

そんなお客様が必ずおっしゃるのが、「ピアノを買っても、ウチの子はいつまで続くかどうか・・・」というご心配。

子どもにピアノを習わせて、音楽に親しみを持たせたい。でも途中で飽きられて、ピアノがムダになっては困る。


そんなお客様に、いつもこのようにお伝えしています。




まず、ピアノは“教育用備品”ではなく、“文化的財産”である、ということです。


過去、ピアノはランドセルや勉強机と同じように考えられていました。

お子様の成長過程では利用価値はあるものの、成長を終えた段階で「無用の長物」となり、部屋の片隅にポツンと置き去りにされる。そして、お子様が成人したらお役御免。

でも、人生に財産的な豊かさよりも、文化的な豊かさが求められるようになった現代。ピアノは大切な文化財産として、お子様と人生を共にします。


また、ピアノは完成度の高い優れた楽器であり、万能の楽器です。広い音域(オクターブ)を持ち、メロディもリズムも、和音も単音も、音の強弱も表現できる。ピアノが「楽器の王様」といわれるゆえんですね。

楽器は、まず適正な音を出すようになるまでが大変なんですけど、ピアノは幼児からご老人まで、とても簡単に正確な音を出すことができます。


ですから、音楽に親しみを持ってもらいたい、音楽と共に人生を歩ませたい、というお子様へピアノをお求めになることは、とても利にかなった素晴らしいことなんです。




次に、お子様がピアノを弾かなくなるのは、お子様のいたずらな気移りではない、ということです。


どんなお子様でも、音楽が大好きで、ピアノを弾くのが大好きです。

続くかどうかはお子様の気持ちではなく、周囲の環境にあると考えます。


音楽教室に通われている、または通われるご予定のお子様の場合、先生がお子様に適した教育を施しているかどうか(教育環境)。

ご両親や祖父母さんが、しっかりとお子様を応援して褒めてあげられるかどうか(家庭環境)。

存分に練習できるピアノがあるかどうか(練習環境)。


子どもは、環境を選択する責任がありません。考えや方針を押し付けるのが親の役割ではなく、子どもの長所を認識し、それに最適な環境を整えることが、親の大切な役割ではないでしょうか?



お子様の成長は一度きり。すくすくと、心豊かに育っていただきたいものです。

つたない長文となりましたが、ご参考いただければ幸いです。

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【続けていればよかった…】
現在○○才の私。ピアノ…小学校までは続けていたのですが…。先生と何となく合わない…という理由でやめてしまい、今では両手違うものは弾けません(泣)
大人になりとってもとっても後悔してます。
音楽は楽しむもの。当時からもっと楽しんでいれば
違ったんでしょう。
子供のときって、友達との遊びなんかについつい流されて、習い事が嫌になっちゃうことも多いと思います。
でも…
自分の経験上、とってももったいない…。
お子さんのいる方には、是非学びやすい環境を作ってあげていただければ…と思います。
【ほどぎりさん、コメント有難うございます!!】
音楽は、楽しくなければ「音が苦」になってしまいます・・・
最初に出会った先生のトラウマで、ピアノが嫌いになった人もたくさんいらっしゃるでしょうね。

先生選びは、とても大事なことなんですよね。

今からでも全然遅くは無いですよ。ご自分の癒しの時間に、ぜひチャレンジなさってみては!?
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