2009/05/15 14:14:11
今日は、地元FM局「エフエムみしま・かんなみ(FMボイス・キュー 77.7MHz)」さんの番組「すまいるトレイン(9:00~13:00)」のコーナー「音楽のある暮らし(11:20~)」の4月25日(土)放送分より、お話をさせていただこうと思います。
この番組も、早いもので1周年を迎えました。4月の番組編成でそろそろ打ち切り・・・と思いきや、局より続投のお話をいただきました。
パーソナリティの小坂真知子さん、アシスタントの眞田志保さんと、毎回楽しく放送させてもらってます。地元のみなさん、ぜひ一度お聴きいただきたいです。
さて今回は、「子どものピアノレッスン」についてのお話。
子どもの習い事として、今も昔も人気の“ピアノレッスン”。その人気の理由や、楽しみながら長く続ける秘訣を、親のみなさんの視点からアドバイスさせていただこうと思います。
まずは、いまの子どもの習い事について、ある機関による「習い事ランキング」を紹介します。
≪幼児(未就学児)部門≫
第1位 英語・英会話
第2位 スイミング
第3位 ピアノ・音楽系(リトミックなど)
ウチ(ピアノショップ沼津)の音楽教室でも、幼稚園年中~年長よりピアノを始める子が多く、幼児教室としての効果は大いに期待できる年齢です。リトミックは低年齢化が進んでおり、ウチの教室でも0歳~1歳から始める子が増えています。
音感や記憶力は幼児期の発達が最も著しいため、子どもの将来を考えて「なるべく早いうちから習い事を始めさせてあげたい」という親の期待が見られます。
≪小学生低学年部門≫
第1位 スイミング
第2位 ピアノ・音楽系(ヴァイオリンなど)
第3位 英語・英会話
≪小学生高学年部門≫
第1位 ピアノ・音楽系
第2位 学習塾
第3位 スイミング
小学生になると90%以上の子どもが何らかの習い事をしており、習い事の数は1~3種類が多いようです。
また、男の子と女の子で習い事の種類が変わってきます。
男の子の場合は、スイミングや野球、サッカー、体操などに人気が集中し、「体を鍛える」「忍耐力を養う」といった親の期待があります。女の子の場合はピアノやバレエが人気であり、「情操を育てる」「女性らしさを身につける」といった期待がうかがえます。
とにかく、ピアノレッスンは、昔も今も人気のある習い事なんです。
では、いまのピアノレッスンに期待されていることは何でしょうか。
1970年代の高度経済成長期、ピアノ教育はピアノとともに一斉に各家庭へ普及しました。
第一次ベビー・ブームの世代が親となった時代です。
ピアノ教育に対する子どもへの教育的な期待や、習わせる目的は曖昧なものであり、ピアノを家庭に所有すること、女の子にピアノを習わせることがステイタス・シンボルとなって社会現象となり、時代の勢いとともに急速に普及した時代があったのです。
そして、現在。
ピアノレッスン経験者(第二次ベビー・ブーム世代)が親となり、レッスンについてある程度の理解があるため、明確な期待を持って子どもにピアノを習わせるようになりました。
「ピアノの演奏技術を身につけ、子どもをピアニストにしたい」「できれば音大や音楽関係の進路へ行かせてやりたい」・・・といったようなことではなく、
● 感受性豊かで、感情豊かな子どもに育ってほしい
● 優しく素直な子になってほしい
● 集中力や忍耐力を養ってほしい
といったような、ピアノ演奏や音楽へ関わりを通じて人間教育・情操教育が期待されています。
このように、人気があり親の期待も大きいピアノレッスンですが、反面、「子どもが長く続けてくれるかどうか」・・・といった心配や不安を持たれている親が多いのです。
次回は、この悩みへの解決策と、ピアノレッスンにとっての最良の環境をアドバイスしたいと思います。
この番組も、早いもので1周年を迎えました。4月の番組編成でそろそろ打ち切り・・・と思いきや、局より続投のお話をいただきました。
パーソナリティの小坂真知子さん、アシスタントの眞田志保さんと、毎回楽しく放送させてもらってます。地元のみなさん、ぜひ一度お聴きいただきたいです。
さて今回は、「子どものピアノレッスン」についてのお話。
子どもの習い事として、今も昔も人気の“ピアノレッスン”。その人気の理由や、楽しみながら長く続ける秘訣を、親のみなさんの視点からアドバイスさせていただこうと思います。
まずは、いまの子どもの習い事について、ある機関による「習い事ランキング」を紹介します。
≪幼児(未就学児)部門≫
第1位 英語・英会話
第2位 スイミング
第3位 ピアノ・音楽系(リトミックなど)
ウチ(ピアノショップ沼津)の音楽教室でも、幼稚園年中~年長よりピアノを始める子が多く、幼児教室としての効果は大いに期待できる年齢です。リトミックは低年齢化が進んでおり、ウチの教室でも0歳~1歳から始める子が増えています。
音感や記憶力は幼児期の発達が最も著しいため、子どもの将来を考えて「なるべく早いうちから習い事を始めさせてあげたい」という親の期待が見られます。
≪小学生低学年部門≫
第1位 スイミング
第2位 ピアノ・音楽系(ヴァイオリンなど)
第3位 英語・英会話
≪小学生高学年部門≫
第1位 ピアノ・音楽系
第2位 学習塾
第3位 スイミング
小学生になると90%以上の子どもが何らかの習い事をしており、習い事の数は1~3種類が多いようです。
また、男の子と女の子で習い事の種類が変わってきます。
男の子の場合は、スイミングや野球、サッカー、体操などに人気が集中し、「体を鍛える」「忍耐力を養う」といった親の期待があります。女の子の場合はピアノやバレエが人気であり、「情操を育てる」「女性らしさを身につける」といった期待がうかがえます。
とにかく、ピアノレッスンは、昔も今も人気のある習い事なんです。
では、いまのピアノレッスンに期待されていることは何でしょうか。
1970年代の高度経済成長期、ピアノ教育はピアノとともに一斉に各家庭へ普及しました。
第一次ベビー・ブームの世代が親となった時代です。
ピアノ教育に対する子どもへの教育的な期待や、習わせる目的は曖昧なものであり、ピアノを家庭に所有すること、女の子にピアノを習わせることがステイタス・シンボルとなって社会現象となり、時代の勢いとともに急速に普及した時代があったのです。
そして、現在。
ピアノレッスン経験者(第二次ベビー・ブーム世代)が親となり、レッスンについてある程度の理解があるため、明確な期待を持って子どもにピアノを習わせるようになりました。
「ピアノの演奏技術を身につけ、子どもをピアニストにしたい」「できれば音大や音楽関係の進路へ行かせてやりたい」・・・といったようなことではなく、
● 感受性豊かで、感情豊かな子どもに育ってほしい
● 優しく素直な子になってほしい
● 集中力や忍耐力を養ってほしい
といったような、ピアノ演奏や音楽へ関わりを通じて人間教育・情操教育が期待されています。
このように、人気があり親の期待も大きいピアノレッスンですが、反面、「子どもが長く続けてくれるかどうか」・・・といった心配や不安を持たれている親が多いのです。
次回は、この悩みへの解決策と、ピアノレッスンにとっての最良の環境をアドバイスしたいと思います。
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