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沼津でもようやく夏が本番となりました。

毎日寝苦しい日が続き疲れが溜まりやすくなりますが、夏カゼや夏バテには注意したいものですね。


さて、今日は、地元FM局の「エフエムみしま・かんなみ(FMボイス・キュー 77.7MHz)」さんの番組「すまいるトレイン(9:00~13:00)」のレギュラーコーナー「音楽のある暮らし(11:20~)」の7月26日(土)放送分より、お話をさせていただこうと思います。


今回は、BGMについて。

普段、お店やご家庭などでなにげに流しているBGM。せっかくなら、それぞれのシーンにあった効果的なBGMを選んでみてはいかがでしょうか?


“BGM”とは「Background Music」の略称ですが、要するに背景で流れる音楽であり、「聴こえてくる」対象です。「聴く」対象である“音楽”とは、ちょっと違いますね。

BGMの起源については、工場で労働者の作業環境の改善のために音楽が流されたのが始まりと言われています。
その結果、作業効率が良くなり、労働意欲が上がったり、ミスが少なくなったり、といった効果があったそうです。

では、なぜBGMが必要とされ、何の目的で流されるのでしょうか?何となく、雰囲気を良くするため?音がないと寂しいから?


まず、BGMには、「イメージ誘導」の効果があります。

聞いた人が、その場所のイメージを決定するのを誘導します。つまり、その場所の雰囲気をコントロールすることができる、ということですね。

ですので、お店の場合は、店長さんが独断で好きな音楽を流すのではなくで、お店のイメージに合った音楽、お店の狙っている雰囲気の音楽を意識的に選ぶのが良いです。


次に、BGMには、「感情誘導」の効果があります。BGMのテンポや曲想によって、聴き手の感情を誘導する効果があるわけです。

お店で「蛍の光」が聞こえてくると、否応なしに閉店を意識しますよね。BGMによって、人の流れや感情を誘導することができる、という事ですね。


では、最適なBGMとは?

まず、「イメージ誘導」の効果を狙って、その空間で演出したいコンセプトを考えます。

・雰囲気を明るくしたい
・高級感を出したい
・ゆったりリラックスできる雰囲気を出したい

などです。

そして、その目的にあった音楽を選ぶと良いのでは、と思います。有線やオムニバスCDなんかを活用すると良いかも知れません。コンセプトに合ったBGMを選ぶことによって、お店の雰囲気を意図的にコントロールすることができます。


次に、「感情誘導」の効果を狙って、聞き手の立場になって考えて、どんな気持ちになって欲しいのかを考えます。

・ゆっくり落ち着いてほしい
・お客さんの回転率をあげたい
・不安を取り除いてリラックスしてほしい

などです。曲のテンポで聞き手が歩くスピード、食べるスピードも変わるそうです。

ドライブなんかでも、同じ景色を見ていたとしてもBGMによって悲しく映ったり、楽しく映ったりしますよね。誰とのドライブなのかで、いろいろと意識してBGMを選ぶのも良いと思います。


もっぱら自分の場合、最近は早くも夏バテ気味を癒すためのクラシックが多いですが・・・。




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