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早咲きの河津桜も見ごろを終え、春の足音が少しずつ聴こえてきそうな今日この頃です。


さて、今日は地元FM局「エフエムみしま・かんなみ(FMボイス・キュー 77.7MHz)」さんの番組「すまいるトレイン(9:00~13:00)」のコーナー「音楽のある暮らし(11:20~)」の1月24日(土)放送分より、お話をさせていただこうと思います。

この番組は毎月第4土曜日の月イチ番組なんですが、早いものでこの放送で10回目を迎えました。

約20分の番組で、パーソナリティの小坂真智子さんの絶妙なフォローをいただきながら、毎回楽しく放送させていただいております。

受信できる地域にお住まいの皆様は、ぜひ一度、お聴き下さい。


今回は、70年代アメリカンポップスの代名詞“カーペンターズ”についてのお話。
1969年の結成から1983年の活動停止までの足跡と、その魅力について迫りたいと思います。



カーペンターズは、兄リチャード・カーペンターと妹カレン・カーペンターによる兄妹デュオです。

兄リチャード(1946年生まれ)は真面目で純粋な性格であり、幼少の頃よりピアノを始め、16歳にレコーディングを経験するなど学生時代から音楽活動を行っていました。

一方、妹カレン(1950年生まれ)は外向的で活発な性格であったそうで、スポーツ少女でした。高校でたまたま参加したマーチングバンドでドラムを始め、才能を発揮します。

カレンがドラムを始めた1年後には、兄妹はベーシストを加えたトリオのジャズ・バンドを結成。地元のバンドコンテストで優勝しレコード会社との契約を結ぶも、当時の流行とは程遠いスタイルであった演奏がプロデューサーに受け入れられず、デビューに至りませんでした。

その後、兄妹は4年間の下積み活動を行います。多くのレコード会社にデモテープを送り続け、ついにレコード会社との契約に成功します。1969年にアルバム「オファリング」でデビューを飾り、このアルバムよりリリースされたシングルでビートルズのカヴァー曲「涙の乗車券」がまずまずのヒットを記録しました。

そして、時を同じくして、当時アメリカポップス界で売れっ子だったソングライターでプロデューサー、バート・バカラックの目に留まります。

これが大きな転機となり、デビュー2年目の1970年にバカラックの作曲によるシングル「遥かなる影(Close To You)」が全米チャートNo.1を記録し、この年のグラミー賞では最優秀新人賞を獲得しました。

その後リリースした「雨の日と月曜日は」「スーパースター」「シング」「プリーズ・ミスター・ポストマン」などが次々と大ヒットを記録し、一躍スターダムへとのし上がります。


(・・・次回へ続く)

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