
ベヒシュタインピアノの特徴を挙げてみます。
① 透明度の高い響き
どこまでも透き通った、透明感のある音。
スタインウェイ&サンズ(アメリカ)の剛健で太い響きとは対照的な、繊細で優美なヨーロッパのピアノサウンドです。
② 音色変化の豊かさ
硬い音から柔らかい音までのレンジが広く、色彩感が豊かな音。
ピアノは、弾き方(指やひじの使い方、打鍵のストロークや速さなど)で音の硬さ、柔らかさを変化させることのできる楽器です。
演奏法に熟練していなくても、演奏するときの気持ちの込め具合で音色は変わるものですよね。
ベヒシュタインのピアノは、初級者の方でも、お子さまでも、強弱だけでなく音色に変化をつけて表現することが意識できるピアノです。
アップライトピアノでも音色変化のレンジが広いですので、演奏する楽しさを再認識できるピアノであると思います。
③ 音の立ち上がりが早い
鍵盤を弾いた直後から音のピークまでの時間的な到達が速く、反応の良いピアノです。
ペダルを踏み込みながら複雑な旋律を重ねたときでも、一音一音が埋もれず、にごらずに、はっきりと表現できます。
④ 耐久性が高い
ピアノ職人の手作業による伝統工法と厳選された材料により、量産ピアノとは一線を画す安定感と耐久性を誇ります。
現在の国産量産型ピアノの寿命は30年~40年といわれていますが、ベヒシュタインのピアノは100年以上の寿命を持つものが多いです。
⑤ ラインナップの豊富さ
ハイエンドクラスの“コンサートシリーズ”から、中間グレードの“アカデミーシリーズ”、エントリークラスの“ホフマン”と、幅広いラインナップを持ち、そのどれもがドイツ工場またはチェコ工場で生産された“純ヨーロッパ製”です。
グランドピアノだけでなく、アップライトピアノも豊富なラインナップを持ち、“ホフマン”シリーズのモデルは、国産中級グレードと同等の予算から手に入れることが出来ます。
クラシカルなデザインからモダンなデザインまで、デザインのバリエーションが豊富なのも魅力です

良いピアノを求めるあまり、楽器店さんの推奨のままに家庭内の限られたスペースにグランドピアノを設置したものの、ピアノの音量が大きい(響きすぎる)がために結局は満足に演奏が楽しめない・・・というようなお悩みのご相談を、これまでに多くお受けしました。
これまで国産メーカーが固執してきた良いピアノの考え方、つまり“良いピアノ=グランドピアノ”という考え方は、響きを得るためのスペース(広さ)があって初めて成立します。
ベヒシュタインのアップライトピアノをお弾きいただくと、ピアノに必要なのは音量やダイナミクスではなくて、表現する為の音色やタッチ、または演奏者がその目的意識を持つ事であることを、再認識していただけると思います。
生涯のピアノをお探しの方、ぜひベヒシュタインのピアノをお弾きになってみてください



スタインウェイ&サンズと並ぶ世界のピアノメーカーの権威で、ヨーロッパの代表格メーカー“ベヒシュタイン”。
その歴史と魅力について、お話します。
時は、中世のヨーロッパ。
各国で市民革命が起こり、絶対王権の時代から市民階級の時代へ移り変わり、ピアノも上流階級から市民階級へ普及していきます。
また、18世紀後半にイギリスより始まった産業革命によって工業技術が進歩し、イギリスやフランス、ドイツでピアノの生産技術も飛躍的に進化します。
そして、ピアノ音楽が大衆化し、クラシック音楽でいう『ロマン派』の時代に入り、ショパンやリスト、シューマンなどの活躍とともにピアノ音楽が全盛を迎えます。
ベヒシュタインが誕生したのは、そんな時代。
ドイツのピアノ職人、カール・ベヒシュタインによって、ベルリンで創業します。
寄寓にも、スタインウェイがニューヨークで創業したのと同じ年でした。
<創業者カール・ベヒシュタイン>
カールは、リストやドビュッシー、フォン・ビューロといった時代を築き上げた音楽化との親交を図り、それらの音楽家の要求に応えるピアノを開発していった結果、唯一無二の優れたピアノを製作することに成功。
発展途上にあったピアノのメカニズムを進化させ、ロマン派以降の音楽家に与えた影響や音楽的貢献は計り知れません。
<1800年代後半のベヒシュタイン>
その後も多くの音楽家の高い評価を得て、一大ブランドとしての地位を確立したのでした。
1900年に創業した日本楽器製造(現ヤマハ)が、河合小市氏(後の河合楽器製作所の創業者)らの技術チームをベヒシュタイン社に派遣して技術を習得し、その後のピアノ製作の模範としていた事実を考えますと、日本のピアノの“親”ともいうべきメーカーであると思います。
しかし、第二次世界大戦で、ドイツは敗戦国となります。
空襲によりベヒシュタインの工場は破壊されてピアノ製造はストップ、戦後処理の中で連合軍の管理下に置かれます。
1940年代の終わりにベヒシュタインは徐々にピアノ製造を再開していきますが、アメリカのボールドウィン社に経営権が移り、ボールドウィン社の主導の下でピアノ製造を継続していきます。
そして、1986年。ベヒシュタインにとって大きな転機が訪れます。
ドイツのピアノ製作者の手によって、経営権がドイツ人の下へ戻されたのでした。
ドイツ国内(ザクセン州ザイフェナースドルフ)とチェコ(フラデツクラロベ)に工場を設立し、戦後より着実に復興してきたベヒシュタインは、名実ともに復興を遂げたのでした。
その後もシュナーベル、ケンプ、ホルヘ・ボレットや、フジ子ヘミングなど、多くの名ピアニスト達が、ベヒシュタインとともに音楽史を歩んでいます。
(次回へ続く・・・)
ベヒシュタイン社オフィシャルWEB(日本語):http://www.bechstein.de/
輸入ピアノに関するお話をしたいと思います。
国内で輸入販売されるピアノは、【欧米メーカー】のピアノと【中国・韓国・東南アジアメーカー】のピアノに大別されますが、【中国・韓国・東南アジアメーカー】のピアノに関しては、「輸入ピアノ選びのコツ①」をご参照いただければと思います。
「輸入ピアノ選びのコツ①」
↓ ↓ ↓
http://pianoshop.blog.shinobi.jp/Entry/29/
今回は、【欧米メーカー】のピアノについてのお話をします。
まず、国内で流通する主な欧米メーカーは、次の通りです。
・スタインウェイ&サンズ(アメリカ)
・ベヒシュタイン(ドイツ)
・ベーゼンドルファー(オーストリア)
・プレイエル(フランス)
・ザウター(ドイツ)
・ペトロフ(チェコ)
・ファツィオリ(イタリア)
他にもありますが、
●正規の流通ルートが整備されておらず安定供給が困難なメーカー
●過去に実在したヨーロッパのブランド名を使用するも実際はアジア(中国、インドネシアなど)で製造するメーカー(これが、お客様にとっては非常にまぎらわしい!!)
は、本当の意味での「輸入ピアノ」とは言い難い面がありますので、ご紹介いたしません。
また、アメリカで製造されるメーカーのピアノは、価格や品質において競争力が乏しいメーカーが多く、スタインウェイ&サンズも日本向けに輸出するピアノはハンブルグ(ドイツ)工場製であることから、これも殆ど日本では流通していません。
ですので、本当の意味での“輸入ピアノ”とは、現在はヨーロッパで設計・製造されたピアノを指すべき、と思っています。
では次に、ヨーロッパのピアノメーカーに共通する主な特徴を紹介します。
① 長い歴史を持つ
現存するヨーロッパのメーカーのほとんどが19世紀半ばより創業しており、ロマン派以降の名だたるピアニストの要望に応えてきた音とタッチを、可能な限り忠実に現代に伝えています。
② 高い演奏性能
≪歴史に裏付けられたノウハウと設計≫+≪熟練工による伝統工法≫+≪厳選された素材≫によって、音色変化や演奏表現の幅が広いのが特徴です。
ただ、どのメーカーも突出した個性を持っていますので、なるべく多くのブランドを見て、弾いて、相性の良いピアノを選ぶ必要があります。
③ 職人によるハンドクラフト
熟練工による伝統工法を守っており、日本や中国・韓国のメーカーのようにライン生産ではありません。
ですので、レギュラーモデルであっても一台一台が個性的であり、魅力のひとつとなっています。
④ 耐久性の高さ
寿命が長く、1世紀以上が経過したピアノが現役で使用されるケースも少なくありません。
特定の国内メーカーのみを販売される楽器店さんが「輸入ピアノは日本の気候風土に合わないから、維持が大変ですよ」といったような反対広告をされるケースがありますが、事実無根です。
詳しくは、過去の記事(こちら→ http://pianoshop.blog.shinobi.jp/Entry/10/ )をご参照下さい。
⑤ デザイン性の高さ
日本では、ピアノは教育的側面が強く“義務教育期の教材”みたいなイメージが強いですが、ヨーロッパでは、ピアノは音楽文化と歴史に深く関わってきた“文化的財産”なんです。
ですので、家具と同じくデザインへの考慮がなされており、オシャレなデザインのピアノが多いのです。
職人がハンドメイドし、高級な材料が使用されていますので、決して安くはありません。
しかし、国産メーカーの上位機種をご検討の場合同等のご予算で手に入る輸入ピアノもあります。
余談ですが、国産メーカーの上位機種を検討され、当社(ピアノショップ沼津)のショールームにお越しいただいたお客様は、ほとんどの方が輸入ピアノをご選択いただいている事実があります。
と、やや輸入ピアノびいきな記事になってしまいましたが・・・
輸入ピアノに興味をお持ちの方に、ご参考いただけましたら幸いです。
「輸入ピアノ」という言葉を聞いて、みなさんはどのようなイメージを思い浮かべますか?
これまで国産ピアノと比較してマイナーであったため、イメージのつかないことや知られていないことが多いのではないでしょうか?
以前このブログでも書きましたが、日本のピアノ業界では特定のメーカーが特約店制度を敷いて拡販してきた歴史があることから、悲しいことに他メーカーや輸入メーカーのピアノに対する反対広告が公然と行われ、販売窓口の多いメーカー、宣伝量の多いメーカーが常に正当化されてきました。
私は、業界のこういう良くない慣習には断固反対です。
人がそうであるように、どのメーカーのどのピアノにも、必ず長所と短所はあります。正しい情報を、公平に、正確にお伝えする。楽器は演奏者の分身であるべきであり、楽器提供者の立場としては当然だと思っています。
まず、国内で販売されている輸入ピアノは、欧米メーカーのピアノと中国・韓国・東南アジアメーカーのピアノに大別されます。
中国・韓国・東南アジアメーカーのピアノは、欧米や日本のメーカーによる技術指導や製造子会社の進出により、近年はめざましい技術進歩が見られます。スタインウェイ&サンズ(アメリカ)やベヒシュタイン(ドイツ)をはじめ、ヤマハやカワイが現地メーカーと提携し、または子会社を設立し、長年培ってきた製造ノウハウを一気に注入し、最新の製造設備を導入しているからです。
その理由は簡単です。中国自体が今や世界有数の巨大なマーケットに成長し、メーカーが現地生産・現地供給を目指していることと、人件費や材料費・加工費などの製造コストを大幅に削減できるからです。
過去、世界に先駆けてピアノの量産化に成功したヤマハ、カワイの功績により、日本がピアノの世界生産量のトップを誇っていました。しかし現在では、世界生産量のトップは中国です。アメリカ、中国など、性能重視ではなく実利重視のマーケットでは、日本製ピアノに代わって中国製ピアノが量で勝っています。
また、過去に存在した欧米のブランド名を使用し、中国や東南アジアで安価に生産し、根拠の無い高めの定価設定と極端な値引き表示をし、日本国内の量販店で流通しているピアノもあります。
木目と家具調のデザインを採用し、見た目が良く、音質やタッチはともかく音量の大きいピアノが多いのが特徴です。
しかし、前述のようなメーカーが指導のもと生産しているピアノならまだしも、これらのマイナーブランドは実際は製造の歴史が浅く、生産技術や品質、耐久性にまだまだ未知数の部分があります。
詳しくは、11/29のブログをお読みいただければと思います。
ですので、中国・韓国・東南アジアメーカーのピアノを購入する際は、デザインや派手な音の魅力だけで決めてしまわず、音色やタッチ、ブランドや生産国などの情報をなるべく正確に取り、慎重に吟味することをお薦めします。
終わりに、中国・韓国・東南アジアメーカーのピアノの長所・短所をまとめますと・・・
<長所>
●生産コストを抑えることができ、欧米・日本のメーカーのピアノに比べ安価である。
●木目やチッペンデール(ネコ足)を採用したピアノが多く、デザイン性に優れている。
<短所>
●ノイズが多く、ビビリ音や倍音、キンキン音が多い。
●アクション※性能の影響によりタッチが大ざっぱであり、繊細な演奏表現が難しい。
●弦の張力やハンマーの硬度が強く、欧米・日本のメーカーのピアノに比べ寿命(響板※寿命)が短い。
※アクションとは、鍵盤の動きをハンマーに伝え、弦を叩くための、車で例えますとエンジンのような部分で、ピアノの心臓ともいえる部分です。
※響板とは、弦の振動をピアノ独特の豊かな音色にするための、スピーカーの役目を果たす部分です。木目の開いた安価な響板ほど、弦を強く張って硬いハンマーを使う必要があり、結果としてヘタりが早くなります。響板の寿命が、すなわちピアノの寿命となります。
次回は、ヨーロッパの輸入ピアノについてお話します。
富士の峰も雪化粧をし、ようやく冬らしくなってまいりました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
さて今回は、輸入ピアノについての正しい知識をお伝えしようと思います。
と申しますのも、ある特定のメーカーを扱う特約店様より、お客様方へ誤った情報をお伝えになっている節があるからです。
悲しい事ですが、楽器業界では特定のメーカーが特約店制度を敷いて拡販してきた歴史があることから、他メーカーや輸入メーカーのピアノに対する反対広告が公然と行われ、販売窓口の多いメーカー、宣伝量の多いメーカーが常に正当化されてきました。
私は、業界のこういう良くない慣習は断固反対です。どのメーカーのどのピアノにも、長所と短所はあります。お客様へ正しい情報を公平に、正確にお伝えする。提供者の立場としては当然ではないでしょうか。
輸入ピアノについては、これまで国産ピアノと比較してマイナーであったため、認識されていないことが多いようです。
輸入ピアノの原産国はさまざまですが、ここでは廉価販売されているアジア製、アメリカ製のピアノを除き、ヨーロッパ製のピアノについて述べたいと思います。
Q.1
輸入ピアノは日本の気候風土にはなじまない?
A.1
いいえ、そんなことはありません。木材の使用比率が国産と比較して多いため、温度差や湿度差による影響は受けますが、それは程度の違いはあれど国産ピアノも同じ。どちらも、定期調律等の適正なメンテナンスを受けることにより解消されます。
Q.2
輸入ピアノは長距離搬送されるため、コンディションが悪い?
A.2
いいえ、違います。ヨーロッパの正規ブランドのピアノのほとんどは、船便(コンテナ)を使って日本に届きます。輸出用のピアノは、気候の影響を受けないように厳重な梱包がされており、コンテナから下ろされた後に開梱されます。また、メーカーの出荷時の調整、また日本輸入元での調整と、販売店による調整、つまり三重の調整が施されており、コンディションを最大限に上げた状態のピアノが届けられます。
ただ、正規販売窓口でお求めでない場合は、荷ずれ品やB級品などが届けられるケースや、調整が不完全なものが届けられるケース、また適正なメンテナンスが受けられないケースがあるようですので、販売窓口をお選びになる際には注意が必要です。
Q.3
国産ピアノは、国内で生産されている?
A.3
アップライトピアノに関しては、大手国産メーカーのピアノであっても現在はそのほとんどが海外工場(インドネシア、中国等)と国内工場による分担生産であり、そもそも純然たる国内生産のピアノは、ごく一部の上位機種のみです。
ピアノのボディを海外工場で生産し国内工場に搬送した後、張弦(弦を張る作業)やアクション(鍵盤の動きを弦に伝えるしくみ)の組み立てや組み付け、または最終調整などの肝心な作業を国内工場で行うことによって、国産メーカーは材料コスト、製造コストの削減を図っています。
また、部材についても海外調達の比率が高く、「国産ピアノ=国内メーカーが監修し、アジア内で製造するピアノ」という認識が正しいようです。
これは電化製品や繊維など、さまざまな商品に当てはまることですね。
Q.4
輸入ピアノは、メンテナンス費用が高額?
A.4
販売店にもよりますが、一般的にはさほど変わりません。但し、部品交換が発生した場合に国産ピアノと比較して時間を要するものがあります。
Q.5
輸入ピアノは、手作業による工程が多いためトラブルが多い?
A.5
いいえ、そんなことはありません。特に木材部品の場合、いくら精巧な機械を使用して均一の寸法に仕上げたとしても、微妙に寸法が変化します。ライン生産の国産ピアノはそのまま使用する程度の変化でも、手作業の輸入ピアノは職人が微妙な寸法変化に対応しながら、自然乾燥を経て、時間をかけて組み付けられます。弦の張力を支える鉄骨フレームでさえ、数ヶ月に渡り自然乾燥され、寸法安定を図っています。
ですので、寸法変化の少ない、耐久性の高いピアノができる訳ですね。
Q.6
輸入ピアノは高い?
A.6
残念ながら、安くは無いです。部材コストや製造コストがかかっているからです。
ただ、国産の上級モデルと比較しますと、購入できるピアノは多くあります。ですので、決して「高嶺の花」ではないと思います。
最後に。
決して国産ピアノを否定するのではなく、一部の偏った情報提供による輸入ピアノのハンディを取り除く目的でご紹介しております。悪しからずご了承下さい。
世界3大名器のひとつ、オーストリアの名門“ベーゼンドルファー”が日本のヤマハに事実上買収されたというニュース。以前から噂みたいなものはありましたが、一般公表される前日に突然耳に入ってきました。
業界の内部事情は、ここでは伏せるとしまして・・・ベーゼンドルファーのいち愛好家としてコメントします。
ベーゼンドルファーは、独特の個性を持った紛れもなく名器です。“至高のピアニッシモ”とうたわれた表現力豊かな高音部。ピアノ全体を響鳴させて造り出す、ふくよかな中・低音部。
現代の主流を占めるピアノには無い、“ウィンナートーン”といわれた独特の個性を持ったピアノです。
オーストリア政府は、なぜ国の文化的財産として擁護しなかったのか。
一流のマイナーであっても、メジャーに駆逐されるのが世の常ではありますが・・・世界に誇る一流品であっても、文化的財産として歴史を歩んできた名器であっても、それが当てはまる事実。ショックでした。
いつの日か、“ベーゼンドルファー”ブランドのピアノが再び生産されることを、切に願います。